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お二人の思いをどのようにオペレーターに伝えるかが重要です。
一般的に、伝達手段は「選曲用紙」と「音素材」の二つだけ。
「選曲用紙」は、通常、会場所定のフォーマットがあるので、それに従って書きますが、このサイトをご覧になれば、あと一筆加えたくなると思います。
「音素材」とは、いわゆる会場で用意できない曲を新郎新婦が、自ら録音(ダビング)して、会場に預ける「音源」のことです。
その二つに、いかにお二人の思いを上手に織り込むかが重要なのです。
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「オペレーター」とは、披露宴当日に音楽をかける直接の担当者のことです。
皆さんは、オペレーターは全員、音楽が好きで、どんなことも出来るエンジニアだと思われるかもしれませんが、現実は違います。いつもは配膳(サービス)担当でその日たまたま音響担当になった人や、技術が未熟な人もいます。そんな人たちには、詳細な指示をしておいたほうが良いでしょう。
もちろん、学生時代にバンド経験者や、三度の飯より音楽が好きと言う人が多いのも現実です。そんな人たちには「おまかせします」の7文字を備考欄に追記すれば、喜んで選曲してくれるはずです。
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「アーティストの○○さんが好きです」
「ドラマ○○が好きだから」
と、言う書き方は不要です。
それよりも、
「全体的に明るくインパクトのある曲で元気な披露宴にしたい」
「荘厳で落ち着いたインストゥルメンタルで統一して欲しい」
「懐かしのディスコサウンドでまとめて下さい」
など、お二人の描く全体のイメージを、欄外に一筆添えてはいかがでしょう。
選曲用紙の曲名だけでは伝えにくい全体の雰囲気を伝えられます。
何より、音楽好きのオペレーターなら「よーし、まかせとけ!」と言う気分になることでしょう。 |
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