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お客様が新郎新婦の入場を待っている、そんな披露宴の始まりの音楽ですから、格調高くしようと、荘厳なオーケストラのクラシックなど選んでしまいがちですが、
新郎新婦同様にお客様も意外と緊張しているものです。
そこで、ピアノやギターなどシンプルな楽器編成の曲をお勧めします。そして、まずは緊張をほぐしていただいて、新郎新婦の入場に注目していただきましょう。
もちろん、お好きなCDから数曲選んだり、会場に「おまかせ」でもかまいませんので、まずは気軽に考えましょう。
なぜって、まだ選曲しなくてはいけない場面がたくさんあるからです。
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想像してみて下さい。。。
静かに迎賓の曲が流れています...
そこへ、司会の「新郎新婦のご入場です」のコメント...
場内がスーッと暗くなって、音楽スタート...
扉が開いて、さあ、お二人のご入場です...
そんな時に、突然大きな音でインパクトのある曲では、皆さんが驚いてしまいますね。照明が暗くなるのに合わせるくらいのゆっくりとしたイントロで、
ゆったりと新郎新婦が歩けるような落ち着いた曲がお勧めです。和装の場合も、特に気にすることはありません。好きな曲が流れると自然に笑顔になるものです。
その笑顔こそ、披露宴のお客様への最高のおもてなしなのですから。
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想像してみて下さい。。。
ご来賓のお客様のご挨拶が終わって、ホッとしている頃です...
司会から「これよりウェディングケーキにナイフを入れてて・・・」のコメント...
新郎新婦は身支度をしながらウェディングケーキの前まで歩きます...
ここまでが第一段階。
続いて、「皆さん、ご注目ください。ご入刀です」のコメント...
音楽・照明ともに最高の盛り上がりを作っての、写真撮影タイム...
そして、盛大の拍手の中、メインテーブルへ着席...
ここまでが第二段階。
第二段階で曲の途中にあるサビ(盛り上がり)を使いたいなら、
第一段階は、その曲のイントロから使うか、別の静かな曲を選ぶのが一般的。 しかし、私はあえて反論します。音楽はイントロから聴いてこそサビが生きてきます。
そこで、第一段階から1曲だけにして、
第二段階の時には、音量を上げてもらうのです。シンプル イズ ベストです。 |
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